ぼくが19歳で通信制大学に入学してから、27歳で卒業し、就職するまでの8年間は、
ぼくにとって人生の「春」だったのかもしれません。
● 仲間との再会と青春
成人式で中学時代の友人・たんくんやリッキーと再会。
そこから始まった青春の日々は、
引きこもりだったぼくに「外の世界の楽しさ」を思い出させてくれました。
📌 関連エピソード:
● アルバイトと車の免許
引きこもりから抜け出したぼくが、アルバイトを始め、車の免許を取った。
小さな行動だったけれど、自由と自信を少しずつ取り戻していく大きなきっかけになりました。
📌 関連エピソード:
● 初恋と失恋
アルバイト先で恋をして、でも伝えられなくて終わってしまったこと。
それでも「恋をした自分」がいたことで、
ぼくの中のなにかがまた、前を向けた気がします。
📌 関連エピソード:
● 奥さんとの出会い
中学時代の友人を通じて出会った、今の奥さん。
彼女と出会って「一緒に生きていきたい」と思えたことで、
ぼくは本気で就職活動を始めました。
📌 関連エピソード:
● ハローワークの担当者との出会い
就活に悩むぼくに、耳を傾けてくれた担当者さんの一言。
「泥水をすすってきた人間だからこそ、信頼される」
その言葉が、ぼくの人生の土台になりました。
祖母への想いがつながって、介護の世界へ。
桜が咲く春、ようやく大学を卒業し、就職が決まりました。
📌 関連エピソード:
▼ 大学編を振り返って
「引きこもりからの再出発」
「仲間と青春」
「恋と人生の選択」
「仕事と家族との出会い」
ぼくの中で、“人生が動き出した”のがこの大学時代でした。
フリースクールのスタッフさんが昔、こんなことを言ってくれました。
「障碍があってもなくても、学校に行っていても行っていなくても、普通の青春を過ごしてほしい。19歳なら19歳なりの、23歳なら23歳なりの、そのときにしか見られない景色や経験がある。今苦しくても、それは青春の光と影。影を大切にすれば、光はもっと輝くよ。」
引きこもっていたぼくにも、ちゃんと青春がありました。
遠回りしたけれど、仲間との出会いや恋、挑戦と失敗の毎日が、たしかに「ぼくの青春」でした。
だからこの大学時代は、ぼくにとって「普通の青春」を取り戻した時間だったのかもしれません。
これから書く「就職・結婚編」は、
ぼくが社会に出て、夫婦になり、
“自分の家族”をつくっていく物語になります。
どうぞ、もう少しだけ、お付き合いください🌱
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