エマちゃんとは、大学を卒業して、アルバイトを辞めるまで――ずっと友達のままだった。
でも、その関係こそが、ぼくには十分すぎるほどありがたかった。
エマちゃんの言葉のとおり、きみは“のぞさんの女友達第1号”として、ぼくの青春にやさしい彩りを与えてくれたと思う。
二人きりになった、あの夜。
もしあのとき、「エマちゃんが好き。付き合いたい」って、はっきり伝えていたら――
もしかしたら、ぼくたちは恋人になれていたのかもしれない。
けれど、ぼくの心の中にはまだ、「すべてを賭けてでも関係を進めたい」と思えるほどの覚悟が育っていなかった。
だからこそ、言葉にできなかったんだと思う。
きみのことが好きだったのは、本当の気持ちだ。
今でもその想いは、ぼくの中に淡く、あたたかく残っている。
ありがとう、エマちゃん。
きみと過ごした時間が、ぼくの青春に光をくれました。
二人きりの夜、ぼくはたしかに、きみのことが好きだった。
でも、その気持ちに正面から向き合うことができなかった。
それでも――友達として、そばにいてくれたこと。
何気ない日々を、笑って過ごせたこと。
今でも、心から感謝しています。
あの頃のぼくにとって、きみは特別な存在だった。
「女友達第1号」として、ぼくの心にそっと火を灯してくれた人でした。
きみと出会えたこと、きみと青春を過ごせたこと。
忘れません。
ありがとう。
そして、さようなら。
🌸 引きこもりだったぼくが、通信制大学で仲間と出会い、少しずつ未来に向かって歩き出した8年間。その全体の流れをまとめた記事はこちらです 👉 https://is.gd/0wVLup
コメント