はじめてのアルバイト体験〜本屋の棚卸し〜
引きこもっていたぼくでも、少しずつ外に出ていく中で「これならできそうかも…」と思えたのが、単発のアルバイトでした。
ぼくが最初に挑戦したのは、地元の本屋さんの棚卸しバイト。
18歳ころ、よく行っていた本屋の入り口に「棚卸しスタッフ募集」の貼り紙が出ていて、当時なので時給はたしか800円くらい。作業時間はたったの3時間。
「これなら…」と思って、リッキーを誘って応募してみたんです。
電話一本で申し込み完了、面接もなくて、当日集合するだけ。今思うとすごくハードルの低い入り口でした。
作業は本棚の本を数えて、結果を上長に報告する…の繰り返し。
黙々と作業するだけなので、人との関わりも少なくて、引きこもっていたぼくにはぴったりの内容でした。まわりは40〜50代くらいの女性が多かったと思います。
初めての給料は、現金で支給。
たしか2,000円札1枚と100円玉…嬉しくて、帰りにリッキーとファミレスでごはんを食べて、あっという間に使っちゃったけど(笑)、働いたあとのごはんって、すごく美味しくて。
「労働のあとって、こんなふうに楽しみがあるんだなぁ」って、はじめて実感しました。
今はネットで単発バイトを探すこともできるけど、当時のぼくらには、こういう「ふとした出会い」がありがたかった。
長期のアルバイトだと、面接や人間関係でプレッシャーもあるけど、
単発バイトは「1日だけのチャレンジ」って思えば、ぐっと気持ちが楽になる。
そしてできたら絶対自信になります。
少しでもお金がもらえたら、それで美味しいごはん食べて、自分をねぎらってあげてください🍴
「やってみてよかった」って、きっと思える日がくると思います。
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