はじめての正社員、訪問入浴の仕事で学んだこと

就職・結婚編

大学を卒業し、ぼくは4月から訪問入浴の仕事を始めることになりました。
就職したのは、訪問看護・訪問介護・訪問入浴に加え、ケアマネジャーによるケアプラン作成、福祉用具の貸与、さらには高齢者施設の運営など、幅広い福祉事業を展開する介護事業所でした。

ぼくが配属された「訪問入浴」は、3人1組で自宅での入浴が難しい利用者さんを訪問し、お風呂に入れて差し上げる仕事です。チームは看護師と介護士2名で構成されており、1日5〜6件ほどのお宅を訪問します。

医療や介護の知識がまったくないぼくにとっては、最初は不安もありました。けれど実際には、バイタルチェックや着替えといった看護・介護の専門的な部分は、他のスタッフが担当してくれていたため、ぼくの仕事は浴槽の搬入・設置や、体を洗うこと、そして車の運転などでした。

運転免許を取っておいて、本当によかったと思いました。
はじめての正社員としての仕事で、利用者さんから「ありがとう」と感謝されることも多く、やりがいを感じながら働いていました。

訪問入浴の利用者さんは、寝たきりの方がほとんどで、ふだんお風呂に入れないぶん、お風呂に入ると本当にいい表情をされるのです。その笑顔を見るたびに、ぼくも元気をもらっていました。

また、この訪問入浴のチームでは、他のスタッフはパート勤務だったため、正社員のぼくが管理者として医師に入浴の指示書を依頼したり、看護部やケアマネジャーに報告・相談をしたりと、社会人としてのマナーや調整力も自然と身につけていきました。

今はぼくが働いていた当時よりも気温が高くなっていて、夏場の訪問入浴はさらに過酷になっていると思います。けれど、未経験・無資格でも正社員としてスタートでき、現場で経験を積めるという意味では、とても価値のある仕事でした。

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ぼく自身、最初は自信がありませんでした。
でも、訪問入浴の現場を経験したことで、介護の現場のやりがいや、人に感謝される喜びを知ることができました。

この経験が、のちに「看護師を目指す」という選択にもつながっていくのです。

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