のぞさんの「やってみてよかった」日記

のぞさんの「やってみてよかった」日記① 路上ライブと、音楽と、リッキーと

引きこもりから少しずつ抜け出していく中で、友人の存在が大きかったという話は前に書きました。今回は、その中でも特に大切な存在だったリッキーについてのお話です。リッキーは音楽が大好きで、ギター・ドラム・ピアノ・サックスなど、いろんな楽器に挑戦し...
大学編

【大学時代】引きこもりから抜け出せたのは、友達がいてくれたから

大学時代、ぼくが少しずつ社会と関わりを持ち、引きこもりから抜け出すことができたのは、やっぱり友人の存在が大きかったと思います。中学の同級生リッキーは、読書・筋トレ・音楽が趣味の、心優しい男の子。ぼくと同じ通信制高校を卒業したあと、彼もしばら...
大学編

通信制大学って本当に卒業できるの?――引きこもりから8年かけて経済学部を卒業したぼくのリアル体験記

「通信制大学って、卒業できるの?」「働きながらでも本当に学べるの?」そんな不安を抱えているあなたへ――ぼくの体験談が、きっと参考になると思います。フリースクールのすすめで通信制大学へ。目的は「体験」だったぼくが通信制大学に入学したのは、19...
高校編

10代のぼくを支えてくれた、音と物語たち

10代の頃、自分のことがあまり好きじゃなかった。やりたいことも見つからなくて、先のことなんて考える余裕もなくて。それでもなんとか、毎日を生きてた。そんなぼくのそばにいてくれたのが、「音」や「物語」だった。可愛くて、明るくて、理想の女の子 ―...
実家家族編

5年間の引きこもりと母の手紙──「心から話せる人がいれば、それだけで幸せ」

ぼくは5年間引きこもっていました。17歳で高校を中退してから、22歳でスーパーのアルバイトを始めるまでの約5年間、僕は社会の中で“働く”ということからは離れていました。でも実はその期間、完全に部屋にこもっていたわけではありません。今振り返る...
高校編

スクールカースト下位だったぼくが、青春を願い続けた話

中学・高校時代、ぼくはスクールカーストの下位だった。スクールカーストって、結局何で決まるんだろう。コミュニケーション力、容姿、運動能力、学力…いろんな要素でなんとなく“ランク”みたいなものができて、メジャーな子とマイナーな子に分かれてしまう...
高校編

「あの頃のぼくは、自分の居場所を探していた」──高校での苦しい日々と不登校になるまで

中学を卒業して、僕は通学生の高校に進学しました。新しい環境でやり直したい。そう思っていたぼくは、中学時代のような「スクールカーストの下位」から抜け出すべく、少し“上”のグループに入ろうと無理をしていました。でも、そういうことを考えてるのはぼ...
実家家族編

母の死、父の再婚、弟の誕生。戸惑いの中で見つけた“家族”のかたち

中学2年生のときに、母が病気で亡くなりました。そしてその1年後の中学3年の春、父が再婚しました。高校受験の合格発表の日、家族で行ったファミレスで、継母が妊娠していると知らされました。正直、びっくりして、その日の食事はほとんど喉を通りませんで...
実家家族編

「通信制高校なんか行った時点で負けだ」って父に言われた話

高校を中退したあと、ぼくは通信制高校に入り直すことになりました。「これからはマイペースに学びながら、高卒の資格をとろう」そう思って、静かなスタートを切ったつもりでした。でも、家ではすぐに“風当たり”が強くなりました。父は通信制の高校をあまり...
高校編

通信制高校で、人生がまた動き出した。

引きこもりだったぼくが「高卒」の資格を取れたのは、通信制高校のおかげでした。中退してからしばらく家に引きこもっていたぼくに、「こんな学校もあるよ」と教えてくれたのは、フリースクールのスタッフの方。月1回の通学でよくて、リポートを3日に1回く...