こんにちは、のぞさんです。
今回は「高校時代(フリースクール編)」のお話をしたいと思います。
不登校になって、フリースクールに通い始めた日
高校2年の春、不登校になったぼくは、児童精神科の先生のすすめで、フリースクールに通うことになりました。
そこには、発達に特性のある子や、ぼくと同じように学校に行けなくなった子がたくさんいました。
でも、正直に言えば──なかなかなじめなかった。
心のどこかで「ここでもイケてる自分にならなきゃ」と思っていたんです。
自分の中に「こうあるべき」という理想像がいて、それに追いつけない自分にずっと苦しんでいました。
スタッフの言葉にハッとさせられた日
あるとき、フリースクールのスタッフの方がこんなふうに声をかけてくれました。
「君は、自分の中に理想の自分がいて、その自分と現実のギャップに苦しんでいるんじゃない?
自分のことを認めてあげたら、きっと自分も周りももっと楽になるよ。」
──頭では「そうかもしれない」と思ったけど、心がついていきませんでした。
自分を認めるなんて、とてもできなかった。
「このままの自分でいい」なんて、言えるはずもなかった。
そして、その葛藤はその後10年近く続いていきました。
やっと自分を認められるようになったきっかけ
転機が訪れたのは、今の奥さんと出会ってからです。
奥さんと一緒に過ごすうちに、少しずつ気づいていきました。
あれ、ぼくって、無理にがんばらなくてもいいのかもしれない。
カッコつけなくても、取り繕わなくても、このままでいいのかもしれない。
奥さんと一緒にいるときだけは、
「マイペースな自分も、不器用な自分も、そのままでいていい」と思えたんです。
あのとき先生が言ってくれたこと
児童精神科の先生が、昔こんなことを言ってくれました。
「いくら言葉で伝えてもわからないから、君自身が“感じて”いく必要があるよ」
その言葉の意味が、やっとわかりました。
「そのままの自分でいていい」って、人に言われただけでは実感できないんです。
それを心で感じるには、誰かとの出会いが必要だったんだと思います。
さいごに
ぼくは一人では、自分を認められなかった。
でも、大切な人との出会いの中で、少しずつ、自分を好きになれるようになりました。
だからもし、今この記事を読んでくれているあなたが、自分を認められずに苦しんでいたら、
「自分を変える」ことよりも、「自分をそのまま受けとめてくれる人」と出会うことを大事にしてほしいな、と思います。
そして、そんな人が一人でもいれば、きっとあなたも、少しずつ自分を好きになれるはずです。
🍀こんなときは、誰かに頼ってもいいんです
ぼくは、奥さんという存在に出会って、少しずつ自分を認められるようになりました。
でも、もし身近にそういう存在がいないときは、カウンセリングの力を借りるという選択もあります。
「話すだけで、こんなに楽になるんだ」
そんな経験をして初めて、自分の気持ちがほぐれていくこともあると思います。
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