中学2年生のときに、母が病気で亡くなりました。
そしてその1年後の中学3年の春、父が再婚しました。
高校受験の合格発表の日、家族で行ったファミレスで、継母が妊娠していると知らされました。
正直、びっくりして、その日の食事はほとんど喉を通りませんでした。
今思えば、父が再婚したのだから子どもができるのは自然なこと。
でも当時の僕は、「一人っ子としてこれからも生きていくつもり」でいたんです。
「腹違いの弟や妹なんて…」と戸惑いや、少し嫌悪に近い感情もありました。
■ 話せない気持ちを抱えて
母が亡くなったことや、父が再婚したこと、そして継母の妊娠。
中学の友だちにそんな話をすることはできませんでした。
「家庭が普通じゃないと思われたくない」「どう思われるんだろう」という不安ばかりでした。
そんな気持ちの中、高校に進学し、しばらくして弟が生まれました。
生まれたばかりの弟はとても可愛い存在でした。
でも、「高校生なのに弟が生まれた」ことは、周りの同級生には珍しかったようで、
「えっ!?年離れてるね」と驚かれるたび、どこか居心地の悪さを感じてしまいました。
家の中でも少しずつ居場所がないような気持ちが強くなっていき、
その違和感が、不登校になった原因の一つだったように思います。
■ 今だから言えること
今になって思えば、父も継母も、僕と弟を分け隔てなく育ててくれました。
当時は戸惑いしかなかった新しい家族のかたちも、今では「それも自分の人生」と受け入れられています。
年が離れていたので、子どもの頃は弟と一緒に遊ぶことはあまりありませんでしたが、
弟が大学生くらいになってからは、一緒に飲みに行ったり、悩みを話し合ったり。
お互いにとって良い兄弟関係が築けていると思います。
あのとき話せなかった気持ちも、今ならこうして誰かに届けられる。
そして、同じように家庭環境に悩んでいる人に、少しでも「わかるよ」って伝えられたらいいなと思っています。
■ 家庭環境が変わるとき、心の整理はすぐにはつかない
親の再婚や、家族のかたちが変わるというのは、とてもデリケートな問題です。
周りに相談できず、ひとりで抱えてしまう人も少なくありません。
そんなときは、オンラインカウンセリングなどで誰かに話すことも一つの方法です。
たとえば、ぼくが広告を掲載している【Kimochi】では、国家資格を持ったカウンセラーに相談できます。
「誰にも言えない気持ち」を、そっと言葉にしてみるだけでも、心はふっと軽くなるものです。


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最後に
家族って、いつも正解があるわけじゃない。
でも、どんな形でも「そこに愛があれば」きっと大丈夫。
いろいろな経験を経て、今の自分がいることに、感謝しています。
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